そうきょく☆のだみブログ

社畜のすさんだ日常ブログ

スーパー社畜が休職するに至るまで

こんにちは、のだみさんです。最近は1日の間に起きている時間が6時間くらいしかなくて、とにかく時間が足りないです。なんという過眠具合でしょうか。ずっと寝てます。ご飯とトイレとお風呂にしか起きてないです。

しかもなんなら昨日は外出してみて電車に乗ってみたんですが、満員電車が辛くて仕方がなく。気づいたら倒れていて周りの人に助けて貰ってしまいました。その節はありがとうございます…

ほんと、無理は禁物ですね。

 

閑話休題

今回は、めちゃくちゃ働き者だった私が、こうして休職するに至った経緯について書きたいと思います。これから休職しようと考えている方の参考になったり、同じように休職している人の励みになったり、周りに休職している人がいる人の共感に繋がったりしたらいいな、と思います。

 

私は自分で言うのもなんですが、結構仕事ができる方の社員でした。入社して1年の間に結構重ためな開発の仕事を任されて、ものによっては一人で作業をほとんど行ったり、とにかく頑張っていました。

一方で、残業は一番多くて月に25時間とかで、基本は0時間をキープし、ワークライフバランスも良かったと思います。そこそこ仕事ができる人として何人かの同僚からは良い評価もしてもらっていました。

 

しかし、だんだん体調が悪くなってきました。

まず、前までできていた部屋の掃除ができなくなりました。ずっと好きだったアニメや漫画も見る気がなくなりました。仕事への集中力が下がりました。休日は寝たきりで外に出なくなりました。ずっと体がだるく、肩こりもひどくなりました。家に帰って、気づいたら何も無いのに涙が出るようになりました。仕事のちょっとしたミスがとても重く感じるようになりました。

会社で行ったストレスチェックでばっちり引っかかってしまい、会社の産業医と面談することになりました。

 

産業医からは、お腹が張っているから心療内科を受診するようにと紹介状を書かれました。紹介された病院にいくと、ストレスでお腹の調子が悪くなっているから胃腸の調子を良くする薬を処方してくれました。

まあ…私って結構漢方嫌いなんですが、この薬は漢方で本当にきつかったです。しかも飲んでみても特に体調が改善する感じはありませんでした。

 

心療内科では性格診断テストのようなものをいくつか行い、ストレスのかかりやすい性格だと診断されました。

エゴグラムっていうやつでいうとW型だそうです。エゴグラムでは性格を5つの側面から分布として示し、これはコップのように見て、水が溜まるような形=ストレスが溜まる性格、水がたまらずに流れていく形=ストレスを受け流せる性格、というふうに見ます。興味ある方はぜひ調べて見てください。


超カンタン エゴグラムで心理分析 (プレジデントムック)

 

心理テストなどを一通り行った結果、うつ病であると診断されました。いつも通り漢方の薬を出され、そして私は自立支援医療を申請したいと猛烈にアピールしました。

すると主治医さんは面倒に感じたのでしょう。自立支援医療の診断書と一緒に、次の病院の紹介状を書いてきたのです。「西洋薬じゃないと治らなさそうだから良い先生を紹介するよ」とですね。

もうなんというたらい回し。私は何人の先生に診てもらえばよいのでしょうか。

 

そうして紹介された病院は、とても人気のようで初診は半月待ちでした。もちろんその間は着実に仕事をこなしていました。どうやら週に3日しか開いてない上に1日につき1人しか初診は診ないそうで。ある意味、きちんと診察してくれるとても良い主治医の方でした。

 

そして、初診でうつ病と診断されました。突然言われた「とりあえず1ヶ月休もうか」という台詞。「診断書が出たら会社は拒否できないから」と言いながら、主治医さんは着々と診断書を書いていきました。診断書代はお財布に響きます。

そうして、よくわからないままに休職の診断書を出されて、初診は終わりました。ついでに抗うつ剤なども出されました。

 

有給を取って初診に来ていたのですが…まさか休職することになるなんて思ってもいませんでした。慌てた私は、まず会社の先輩に相談してみました。

会社の先輩もそんなに場数を踏んでいるわけではありませんでしたが、適切にチームリーダーや所属長に話を通してくれました。めちゃくちゃ心配してくれました。

 

次の日は朝一で所属長と面談し、その日はもう引き継ぎだけしたら帰るように言われました。本当に呆気なかったです。呆気なく、休職生活は始まりました。

 

だんだん休んでいくうちに、エリート街道からは外れたんだなってことを認識しました。社畜だった私はただのうつ病患者に変わってしまったのです。本当に呆気なく、今まで積み上げてきたものが壊されたように感じました。

まあ感じ方は人それぞれですが、その時の私にはそれだけショックでした。焦りもあったのでしょう。ちなみに焦燥感もうつ病の症状です。

 

ちなみに私が休職してから読んだ本で一番参考になった本です。これはおすすめです。うつ病の人の取扱説明書みたいな本です。


「うつ」になりやすい人 (PHP新書)

 

そんな感じで私は休職しました。診断書さえ出てしまえば休職なんて簡単にできます。もう仕事疲れたな〜って人はとりあえず病院に行ってください。やばかったら診断書が出るので。やばくなかったらそれはそれでいいじゃないですか。

結構気軽に休職できちゃうんだよ、というのが今回のテーマでした。これを読んで心療内科を受診しようという方が増えたらいいなと思います。

今日はここまで!また明日!