約半年リワーク(自立訓練│生活訓練)施設に通所してみた感想
お久しぶりです。のだみです。
一昨年の12月から再休職をしまして、約1年間仕事をお休みしていました。やっと昨年12月に復職を果たして、今なんとか仕事に励むことができているので、そこまでの経緯についてお話ししたいと思います。
このブログを書こうと思ったのは復職するよりも前のお話ですが、実際に書けたのは今なので、それだけ気持ちの整理に時間がかかっていたということですね…休職や復職はとてもセンシティブな問題で、難しいもののように思います。しかし、実際は誰にでもありえることで、そうなったとき、そうなる前に、このブログを見ることで少しでも参考になればいいなと思ってこうして筆を取っているわけです。
- きっかけは昇格と結婚
- 休職後約半年で復帰の診断書をもらうも…
- 見学してわかった施設による違いは
- リワークに通所して日々行ったこと
- そして迎えた産業医面談
- リワーク施設に通所して無事復職してみて
- さてさて
きっかけは昇格と結婚
休職する直前、私は昇格をしていました。まず、昇格試験というものは私にとってとてもストレスフルなもので、偉い人向けに発表をするのですが、前に休職したときもそういったイベントでのストレスが大きかったように思えますので、今回の休職も昇格試験は大きな原因のひとつだったと思います。昇格試験のテーマの題材は難しく、昇格後、その難しい業務にあたるのがとてもとても負担でした。
また、私は結婚をしていました。前の休職の時は人生初の一人暮らしに慣れてきたころということで生活の変化によるストレスがあったと思いますが、今回は人生初の結婚による二人暮らしという生活の変化によるストレスがあったと思います。
そういった、ストレスが重なり、双極性障害のうつ状態が重くなって、仕事で職場に行ってパソコンに向かうだけで涙が止まらなくなるようになり、これはもうだめだと思って行った病院で、最初は2週間だけ休もうと思って書いてもらった診断書をずるずると引きずって約1年間お休みをいただいていました。
休職後約半年で復帰の診断書をもらうも…
休職した私の生活はそれはもう、荒んだものでした。
最初こそずっとぼーっとしていてベットから動けずなにもできず、時折涙して死と向き合いながら生きていましたが、2か月ほど休むともう仕事というしんどさも忘れ、毎日のようにゲームに明け暮れる生活になってしまいました。前の休職の時はサバゲーにはまっていてまだアクティブだったのでよかったですが、今度はゲームでインドアなので救いようがないですね。
医者からはゲーム依存だと言われました。ちなみにその診断は今も続いています…あらゆるゲームに依存しています。いいんだか悪いんだか…(悪い)。
そして休職から約半年が経った5月、これだけゲームができるなら家でパソコンに向き合う在宅勤務なら仕事に復帰できるだろうという名目のもと、医者から復帰の診断書が出たのでした。
それをもってせっせと産業医面談をしたところ、ちょっと出勤訓練をしてみましょうという話になり。2週間ほどですかね、出勤してはしばらく本を読んで家に帰る、ということをしていました。家に帰ったらもちろんのことゲームです。ゲームにゲームを重ね、この頃はゲームの中で過ごす時間が生活の大半を占めていたので頭の中もゲームでいっぱいです。それがMMORPGだったのでなおさらです。ゲームの中の人間関係でストレスを受けるなんてこともざらで、意味の分からない生活を送っていました(当事者としては深刻なことに気づいていない)。
出勤訓練を終えて、再度産業医面談をしたところ、生活記録に書いてあるゲーム、ゲーム、ゲームの文字が目立ちすぎると指摘されました。この生活リズムだと復帰は許可できない、またすぐに休職するだろうというご指摘です。
そこで、産業医からリワーク(自立訓練|生活訓練)に通うことを勧められました。リワークというのはいわば就労移行支援のようなもので、休職してだめだめになった私のような人が社会復帰をする準備をするところだと。一度そういうところできちんと自分と向き合ったりする時間を3か月くらいとったらどうかと。
勧められるがままに、医者に事情を説明して、リワーク施設の紹介を受けました。
紹介を受けた施設は2つ。まずは両者見学に行ってみることにしました。
見学してわかった施設による違いは
見学は2施設とも2回ずつ行いました。どちらもプログラムと呼ばれるような集団訓練と、ひとりで作業に取り組む個別訓練に取り組みました。
集団訓練はどちらも似たようなストレスマネジメントの話であったり、コミュニケーションの話があって、あとはどちらも朝礼があったり、当番があったり、似通っていました。
違いが出てきたのは個別訓練です。どうしても眠たくなってしまう私に対して、起こしてフォローを入れてくれたのが、その後通うことを決めたリワーク施設でした。個別訓練が苦にならないよう、内容も一緒に考えてくれ、また、何より決め手となったのは休憩時間中の雑談が活発だった点です。
みんな休職や離職をしているという共通項を持った人たちの中で、和気あいあいと話せて前向きに進んでいけそうなのは、この施設だなと思って施設を決めました。
決めた後は入所手続きを行って、区役所で書類を書いたりして無事入所です。
リワークに通所して日々行ったこと
それからというもの、徐々に通所日数を増やしながら、休むことなく確実に通所を重ねていきました。
冒頭書いた休職の原因を見つけ出すための自己分析を行ったり、プログラムはもちろんですが、模擬業務という仕事の練習が私にとっては一番効果的なものでした。
朝礼チームとPCチームに入って、朝礼では司会をやったり、PCチームとしては貸与PCのお世話や新規利用者さんへのPC関連の案内、プログラムのチラシ作成などを行っていきました。これが結構褒められて、自己肯定感が高まりましたし、仕事に戻ってもやっていける自信となりました(実際にやれているかどうかはさておき)。
なにより、他の利用者さんとの交流が私を社会に引き戻してくれました。リアルで対面して人と会話するということはとても大事だなと思いました。みなさんそれぞれ事情を抱えている中、お互いのことを考えながら情報交換であったりただのなにげない雑談であったりをしていって、仲良くなって、復職した今でも連絡を取り合うような仲間ができました。
スタッフさんもいい方ばかりで、何もかも配慮してくれつつ時には負荷をかけてくれて私がちゃんと復職できるように促してくれました。
そして迎えた産業医面談
11月、医者からそろそろ復帰できないかと言われ、リワークの自己分析は途中の状態だったものの予定を早めつつ3度目の産業医面談に臨みました。
リワークで実施したことや、自己分析した結果今後どうしていきたいか、そしてゲームからどれだけ離れられているか(この頃はポケモンSVにはまっていました、というか今もはまっています)を話しました。
結果としては合格、在宅勤務になるということで、今度は在宅勤務の練習の在宅訓練を行ってからまた産業医面談をしましょうということで、リワークに週3通って在宅訓練を週2で行う日々を3週間ほど行いました。
在宅訓練、また何しよう…と悩みましたがデザインに興味が出てきていた私は、デザインの勉強をしました。実際にデザインを自分で作ってみたりもしました。自分の興味のあることなので取り組みやすいというのはちょっとずるですが、集中して毎日取り組むことができました。
そして最後の産業医面談でまた合格を告げられ、12月から無事に復職となったのでした。
リワーク施設に通所して無事復職してみて
リワークは、休職したあとに自分を立て直すためにはいいきっかけや場所になるところだと思います。休職していると社会から隔たれた環境にいるので家族以外の人と会話することも少なく、ただの引きこもりみたいになりがちなのが持論なのですが、リワークは強制的にそこから抜け出すことができます。いろんな人と会話もできます。
それは復職をするにあたって、とてもいいきっかけになると私は考えます。従って、休職していてリワークに通うか悩まれてこの記事にたどり着いた方には、ぜひともおすすめしたいです。私の通所した施設のグループ施設は全国にあるはずなので、連絡いただければ教えることも可能です。
さてさて
ここからは宣伝コーナーです。いつも終わりに書いていますが、ブログを更新していなさすぎて忘れ去られし宣伝コーナーとなっております。
この間!なんと私誕生日を迎えまして、誕生日プレゼントが欲しいです…!
というわけで今回も、干し芋のリストを公開します。ボードゲームにはまっているのだみさんへ、スリーブをお届けください…いくつあっても困りません…もちろんボードゲーム本体でもうれしいです。なんでもうれしいです。
誕生日といえば干し芋のリストですよね。誕生日ちょっと過ぎちゃいましたが、祝われたりてないので(ひどい)、どしどし送付待ってます!←
もちろん、個人的にLINEスタンプなど誕生日プレゼントしてくださっても大歓迎です。喜びます。
ちなみにAmazonや楽天など、私のリンクを経由さえしてもらえれば、何を買ってもらってもちょこっとだけ私の収入になります!宣伝です!!
…と、いうわけで!今回のブログはここまでです!
それではまた今度!