【書籍レビュー】なぜあの人は、仕事中だけ｢うつ｣になるのか

こんにちは、のだみさんです。休職中で時間ができたことにより、余暇活動で毎日エンジョイしているのだみさんです。

確かに、夜な夜な泣いたり自死する方法を練ったり感情は忙しいですが、それを人前で出すことはほとんどないので、他人から見た私は、合法的に会社を休んでヒャッハーしているバカです。

仕事している時は確かにだめだめでした。会社の事務所で、パソコン開いたら、どころか開く前から、涙が止まらなくなって、もうこれはダメだな、と思って三度目の休職の診断書を主治医に書いてもらったのは、昨日のことのように覚えています。(2021年12月の話)

復職に向けて、自己分析の一環として、今回読んだ本、それがなぜあの人は、仕事中だけ｢うつ｣になるのか/香山リカです。

この本では、従来のうつ病とは違う新たな病気の形態として、｢30代うつ｣というものがあるのではないかと、問題提起がされています。

私はこの本でいう、｢30代うつ｣にまさにドンピシャでハマるのではないか…？と思いながら読了しました。いやまだ20代なんですけどもね！？休んでるのに特殊な趣味(サバゲーなんか特にそう)にハマるとか、旅行に行きたがるとか、もうなんか私の他己紹介が行われてるんじゃないか？ってレベルでまさに私の事の本でした。仕事はダメだけど、私生活は普通の人より元気なんじゃないかっていう社会のクズのような人間、それが私の今です。

あまり復職するに向けたアドバイスは得られませんでしたが、私と似たような状況に置かれている人が一定数いて、そして私と同じように周りの人を困らせている…ということがよく分かりました。はいダメですね。

また、この｢30代うつ｣になる人に挙げられる特徴として、子供時代は優秀真面目だったとか書かれていました。まさに私ですね。いや別にそこまで優秀ではなかったんですが。そういう自負はあるので…。

そのように、自分の状況や症状を当て嵌めながら読んで、ああ私もこう見られてるんだな、と自分を客観的に見るいい機会になりました。読んで良かったです。

これは、私みたいな人がもし他にいるとしたら、ぜひ読んで欲しい本です。もっとしっかりして仕事に責任感を持って働こうと思わされます。ほんとに。マジで。

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なぜあの人は、仕事中だけ「うつ」になるのか【電子書籍】[ 香山リカ ]